「ゲームは1日1時間にしたい」「勝手な課金や、知らない人とのボイスチャットが心配」。Nintendo Switch 2やNintendo Switchには、子どもの遊び方を保護者が管理するための「みまもり設定(保護者による使用制限)」があります。
ただし、プレイ時間、ニンテンドーeショップでの購入、チャットなどのコミュニケーションでは、設定する場所が異なります。 スマホアプリだけ設定して「これで課金も止まった」と思っていると、必要な制限がかかっていないことがあります。
この記事では、何をどこで設定するか、制限したあとに何が起こるかを、任天堂の公式情報をもとに保護者向けに整理します。
※この記事は2026年9月時点の情報をもとに作成しています。アプリや本体の画面、利用条件は変更される場合があります。実際に設定するときは、本文から案内する任天堂公式サポートもあわせてご確認ください。
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最初に確認|制限したいことによって設定場所が違う
Nintendo Switch 2/Nintendo Switchのペアレンタルコントロールは、一つの画面ですべて設定する仕組みではありません。まず、目的と設定場所を確認しましょう。

プレイ時間やおやすみ時間を決めたい
スマホアプリ「Nintendo みまもり Switch」で設定します。遊んだ時間の確認、時間到達時のアラーム、曜日ごとの変更、指定時刻での中断などができます。
年齢に合わないソフトや、ソフト内のチャットを制限したい
「Nintendo みまもり Switch」の「機能の制限」で設定します。「小学生」などの制限レベルを選ぶ方法と、項目ごとに決めるカスタム設定があります。
ニンテンドーeショップでの購入を制限したい
保護者のニンテンドーアカウントでWebサイトへログインし、ファミリーグループ内の子どものアカウントに設定します。「Nintendo みまもり Switch」を本体と連携しただけでは、購入・閲覧は制限されません。
詳しい公式案内は、任天堂「みまもり設定(保護者による使用制限)」で確認できます。
準備|「Nintendo みまもり Switch」を本体と連携する
プレイ時間を設定するには、保護者のスマートフォンへ「Nintendo みまもり Switch」をインストールし、ゲーム機本体と連携します。利用には保護者のニンテンドーアカウントが必要です。
基本の流れは次のとおりです。
- 保護者のスマートフォンへ「Nintendo みまもり Switch」をインストールする
- アプリで保護者のニンテンドーアカウントへログインする
- アプリの案内に従って登録コードを表示する
- ゲーム機本体の「設定」から「みまもり設定」を開く
- 「スマートフォンで設定」を選び、登録コードを入力する
- 本体とアプリの連携が完了したことを確認する
アプリはNintendo Switch 2とNintendo Switchの両方に対応しています。1台のスマートフォンから最大8台のゲーム機本体をみまもれますが、設定は基本的にユーザーごとではなく、本体ごとです。兄弟や保護者が同じ本体を使う家庭では、この点に注意してください。
「Nintendo みまもり Switch」の公式設定案内を見る
プレイ時間とおやすみ時間を設定する
本体との連携ができたら、アプリで「みまもり設定」から「1日にあそぶ時間」を開きます。
1日にあそぶ時間
1日にゲーム機本体で遊べる時間を、15分単位、最長6時間まで設定できます。設定した時間に達すると、本体の画面にお知らせが表示されます。
「曜日ごと」をオンにすると、平日と休日で時間を変えることもできます。例えば「月曜日から金曜日は1時間、土曜日と日曜日は2時間」のような設定が可能です。
注意したいのは、設定時間が特定の子どもだけに割り当てられるわけではないことです。その本体を使った全ユーザーの合計時間として数えられます。 保護者が遊ぶときは、みまもり設定を一時的にオフにしないと、その時間も数えられます。
おやすみ時間
夜間にゲームをしてほしくない場合は「おやすみ時間」を設定します。設定した時刻が近づくとアラームが鳴り、子どもへ終了時刻を知らせます。
1日の合計時間だけで決めると、「夕方に使い切った」「残り時間があるから深夜まで遊ぶ」といったズレが起こることがあります。就寝時間を守りたい家庭では、「1日にあそぶ時間」と「おやすみ時間」を組み合わせると分かりやすくなります。
「時間になったらソフトを中断する」は何が違う?
アラームだけではなく、設定時刻にソフトを止めたい場合は「時間になったらソフトを中断する」をオンにできます。
ただし、強制的な中断には次の注意点があります。
- オンラインプレイの通信が切断されることがある
- セーブしていない内容が失われることがある
- 同じ本体で遊んでいるほかの家族にも影響する
- 途中で抜けにくい対戦や共同プレイでは、友達にも影響することがある

いきなり強制中断をオンにするより、「アラームが鳴ったら新しい試合を始めない」「10分前に友達へ最後の試合だと伝える」など、ゲームの終わり方も親子で決めておくと混乱を減らせます。
設定後の詳しい動作は、任天堂「『Nintendo みまもり Switch』の設定変更」で確認できます。
課金とニンテンドーeショップでの購入を制限する
課金を防ぎたい場合は、アプリではなくニンテンドーアカウントのWebサイトで設定します。
購入制限を設定する手順
子どものユーザーに子どもアカウントなどのみまもり対象アカウントを連携したうえで、次の順に進みます。
- 保護者のニンテンドーアカウントでWebサイトへログインする
- 「ファミリーグループ」を開く
- 制限を設定する子どものアカウントを選ぶ
- 「保護者による利用制限」から「購入制限」を開く
- 「ニンテンドーeショップ等の商品の購入を制限」を有効にして保存する
購入制限をかけると、残高を使ったダウンロードソフト、追加コンテンツ、ゲーム内アイテム、Nintendo Switch Online利用券などの購入や、クレジットカードによる残高追加を制限できます。
複数の子どもがいる場合は、対象となるアカウントごとに設定が必要です。初期状態では購入制限がかかっていないため、アカウントを作っただけで安心せず、設定画面で「制限あり」になっていることまで確認しましょう。
購入制限だけでは止まらない操作もある
購入制限を有効にしても、すべての操作ができなくなるわけではありません。任天堂の案内では、無料ソフトや体験版のダウンロード、プリペイドカードによる残高追加など、制限の対象外となる操作があります。一方、追加した残高を使った商品の購入は制限できます。
また、子どもが保護者のユーザーへ切り替えて購入することを防ぐには、同じ本体を使う保護者側のユーザーでも、eショップ利用時に本人確認を求める設定を確認しておきます。パスワードやみまもり設定の暗証番号を子どもと共有しないことも大切です。
年齢に合わないソフトやボイスチャットを制限する
「Nintendo みまもり Switch」の「機能の制限」では、年齢に合わないソフトの起動や、ほかの人との自由なコミュニケーションなどを制限できます。
制限レベルを選ぶ
設定には「幼児」「小学生」「中学・高校生」の制限レベルがあります。子どもの年齢に近いレベルを選ぶと、ソフトの対象年齢、画像や動画の投稿、コミュニケーション、VRモードなどにまとめて制限がかかります。
家庭の方針に合わせて細かく決めたい場合は「カスタム設定」を使います。特定のソフトだけ制限の対象外にすることもできます。
ソフト内のコミュニケーションを制限する
「ほかの人との自由なコミュニケーション」を制限すると、対応するソフトのメッセージ交換やチャット、自由に入力できるプロフィールなどを制限できます。任天堂の公式案内では、フォートナイトのボイスチャットも例として挙げられています。
カスタム設定では、ソフトごとに制限するかどうかを選べます。ただし、ゲーム機本体の設定だけで、ゲームに関連するすべてのスマホアプリや外部サービスまで制限できるわけではありません。子どもがスマートフォンやパソコンも使っている場合は、それぞれの端末やサービス側の設定も確認してください。
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eスポーツ英会話 eスピ!公式サイトNintendo Switch 2の「ゲームチャット」は別に設定する
Nintendo Switch 2には、音声通話、ゲーム画面の共有、対応カメラによるビデオ通話ができる「ゲームチャット」があります。これはゲームソフト内のボイスチャットとは別の機能です。
ニンテンドーアカウントの登録年齢が16歳未満の場合や、アカウントがみまもり対象になっている場合、子どもがゲームチャットを利用するには「Nintendo みまもり Switch」で保護者が設定する必要があります。
保護者が許可したフレンドだけをチャット相手にでき、ビデオ通話はチャットごとに保護者の許可が必要です。ゲームチャットを使わせない場合は、設定を完了させず利用不可のままにすることもできます。

なお、ゲームチャットの利用にはNintendo Switch Onlineへの加入など、別途利用条件があります。最新の条件と設定手順は、任天堂「ゲームチャットの使いかたをみまもる」をご確認ください。
設定したあとに親子で確認したい5つのこと
ペアレンタルコントロールは、親子のルールを自動で決めてくれる機能ではありません。任天堂も、家庭でルールを決めたうえで補助的な機能として使い、必要に応じて見直すよう案内しています。
設定後は、次の5点を子どもと確認しておきましょう。
- 何を守るための設定か:睡眠、宿題、食事、課金防止など、目的を伝える
- 終了前にどう知らせるか:アラーム、保護者の声かけ、ゲーム内での予告を決める
- 途中で終われないときはどうするか:新しい試合を始めない時刻などを決める
- 例外をどう扱うか:休日、友達との約束、イベントの日などを決める
- いつ見直すか:まず1週間試し、厳しすぎないか、抜け道がないかを確認する
ゲーム時間について毎日言い争いになっている場合は、制限を強くする前に、何に困っているかを整理することも大切です。
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よくある質問
スマートフォンがなくても設定できますか?一部の機能はゲーム機本体だけでも設定できます。ただし、遊んだ時間の確認や、1日に遊ぶ時間の設定には「Nintendo みまもり Switch」が必要です。また、子どもがNintendo Switch 2のゲームチャットを利用する場合も、保護者のスマートフォンに入れたアプリからの設定が必要です。
兄弟で同じ本体を使う場合、時間を別々に設定できますか?「Nintendo みまもり Switch」の1日に遊ぶ時間は、本体単位で設定されます。ユーザーごとに別々の時間を割り当てることはできません。兄弟で使う時間帯を分けるなど、家庭内のルールと組み合わせてください。購入制限は、子どものニンテンドーアカウントごとに設定します。
制限時間を過ぎたら自動的にゲームが止まりますか?初期の考え方はアラームによるお知らせです。「時間になったらソフトを中断する」をオンにした場合は自動で中断しますが、オンライン通信や未保存データへの影響があるため、事前に子どもと話し合ってください。
今日だけ時間を延長できますか?アプリの「今日だけ延長する」から、その日だけ遊べる時間を延ばせます。翌日になると、通常の設定へ戻ります。例外を認める条件を親子で決めておくと、その場の交渉になりにくくなります。
暗証番号を忘れたらどうすればよいですか?アプリと連携している場合は、「Nintendo みまもり Switch」で暗証番号を確認・変更できます。連携していない場合の再設定方法も任天堂サポートに案内されています。安全のため、暗証番号と保護者のアカウントパスワードは子どもへ見せないようにしてください
ゲームを安全に楽しみながら、好きなことを学びへつなげる
ペアレンタルコントロールでできるのは、遊ぶ時間や使える機能の範囲を整えることです。そのうえで、子どもがゲームで何を楽しんでいるかを知ると、家庭での会話や次の学びにもつなげやすくなります。
実際に、好きなゲームをきっかけに英語へ取り組み始めた小学生の様子は、次の体験談で紹介しています。
ゲームを学びへつなげた家庭の例を知りたい方へ
大好きなゲームと一緒だから、習い事の英会話も自然とやる気に!eスポーツ英会話で親が感じた子どもたちの変化
eスポーツ英会話 eスピ!は、フォートナイト、マインクラフト、ロブロックスなど、子どもが好きなゲームを舞台に、コーチや仲間と英語でコミュニケーションするオンライン英会話です。ゲームを禁止するだけではなく、好きな時間を新しい経験につなげる選択肢を探している方は、レッスン内容をご覧ください。
まとめ|時間・課金・チャットは設定場所まで確認しよう
Nintendo Switch 2/Nintendo Switchのペアレンタルコントロールでは、目的によって設定場所が異なります。
- プレイ時間とおやすみ時間:「Nintendo みまもり Switch」
- 年齢に合わないソフトや自由なコミュニケーション:アプリの「機能の制限」
- ニンテンドーeショップでの購入:ニンテンドーアカウントのWebサイト
- Nintendo Switch 2のゲームチャット:アプリ内の専用設定
設定したら終わりではなく、実際に制限がかかっているか、子どもの遊び方と合っているかを確認し、家庭の状況に合わせて見直しましょう。強制中断や禁止だけに頼らず、何を守るための設定なのかを親子で共有することが、安全に楽しむための土台になります。
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