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2023.11.24

言語に間違いはない!どんな子どもでも楽しめるレッスンって?教えるコーチに迫ります

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これまでお子様やご家族の方にインタビューを行い、レッスンの様子や英語力の変化についてお伝えしてきたThe stories(ザ・ストーリーズ)。より別の視点からもeスポーツ英会話を知ってもらうために、今回はコーチからお話を伺いました。

留学経験のある現役大学生のVisコーチ。講師として意識することや嬉しい瞬間、そして留学生時代などの話を通じて、コーチの魅力に迫ります。

間違いを作らない!初心者からネイティブまで、安心して学べるレッスンの理由

ーー自己紹介をお願いします!

Visコーチ
横浜国立大学 経済学部4年生です。物事に熱中する性格で、今は軽音部でギターにのめり込んでます!

eスポーツ英会話のコーチは、昨年12月にデビューし、もうすぐ1年になるところです。現在は4クラス担当しており、小学生高学年の子から中学生、そのご家族まで幅広い年齢の方に教えています。

学園祭のライブで、ギターを弾いているvisコーチ

ーー週に4レッスン行っているんですね、教え方で意識していることはありますか?

Visコーチ
全クラスで共通してお声がけしているのは、まずは英語の発言を必ず褒めること。正解・不正解はその後伝えます。「すごいじゃん!100点満点!そこから1億点にするにはね〜…」みたいな感じ。

英語を話すことって結構難しいと思っていて、学校で英語を学んできた僕らですら、(英語で)コミュニケーションを取るってハードル高い。だからまずは発音がスラスラできなくても、いくら失敗してもいいんだと伝えるようにしています。

ーー確かに「正解しないとダメ」って考えると、何も言えなくなったりしますね…

そうなんです!言語に間違いはなくて、楽しんでどんどん英語を好きになったらいいなって思っています。

それから、より楽しむ方法として、生徒さんの英語力に合わせて、教え方を変えるようにしています。ネイティブに近いと感じるクラスでは、まだ知らない文法を説明せず話してみて、そこから砕いて教えるようにしたり、テキストの内容だけでは物足りない場合は、それ以外のトピックを持ってきたり。

追加で教えた範囲は忘れた頃に、口頭でテストしたりもするんですよ。覚えるためにノートにとって勉強してくれている生徒さんもいます!

英会話で子どもたちを笑顔にできる!彼らの成長から感じるやりがい

ーー学ぶ意欲を生み出す素晴らしいレッスンですが、行う中で大変なことはありますか?

Visコーチ
オンラインレッスンのため、表情がわからず、感情を汲み取るのが大変なこともあります。生徒さんと話す時には、写ってないと分かっていても、カメラの前で大きくジェスチャーで表現したりしているんですよ笑。

ただ見えない中でも、レッスンでコミュニケーションをすると、こんなことでも笑ってくれるのかと驚きます。自分自身が一人っ子だったので、年下の子と話す機会ってほとんどなかったのですが、子どもたちがすごい素直で、冗談でも、なんでも笑ってくれて嬉しいですね。

ーーVisコーチは年下だけでなく、年上の方も参加されるファミリーレッスンも担当されていますが、どんな雰囲気なのでしょうか?

Visコーチ
ファミリーレッスンは、その名の通り、お父さん・お姉ちゃん・弟さんの親子3人で一緒に受けていただいているクラスです。レッスンを受けられている様子を見ていると、和気藹々としていて、家族仲がすごくいいんだろうなって思ってます。

仲の良さはレッスンにも生きていて、通常はコーチがリーダーとして指示をするところを、ご家族の中からゲームリーダーを誰にするかを決めて行っています。リーダーになった人には「Can I go back?」みたいに、頑張って英語で引っ張ってくれます。

特別なゲームモードで、コーチ vs 家族3人で、フォートナイトをやることもあるんですよ!「勝った人は1億点ね!」って言ったりしながら、私も一緒に楽しみながらプレイしています。

ご家族にインタビューを行った時の1枚

より詳しい内容はこちらの記事をお読みください。

きっかけは一本の映画だった。憧れから生まれた英語へのやる気と、留学までの道

ーー教えるだけでは一方的な関係になりがちですが、ゲームをすることで双方のコミュニケーションになるんですね。今ではコーチができるほど高い英語力を持っているVisコーチ、これまで英語を学んできた経験を教えてください。

Visコーチ
私は小学6年生の時に初めて英単語の勉強をしたので、英語経験が特別長いわけでもなくて。その後、私立の中高一貫校に進み、文法・単語をひたすら詰め込む日々、英会話は習っていない状態でしたね。

でも、中学生の時に憧れていた先輩が英語が得意だったことと、当時の担任が英語の先生だったので、英語は頑張りたいとは思っていました。

ターニングポイントは、中学2年生の時に英語の映画、アベンジャーズ9作目の『キャプテン・アメリカ/ザ・ウィンターソルジャー』を見たことです。キャプテン・アメリカがカッコ良すぎて、英語を話したいと思い、留学を決めたくらいに笑。

キャプテンアメリカのキャップとTシャツを着て、バンクーバーのフードコートでカッコつけている写真(Visコーチ談)

ーー英語に熱中したきっかけは、一本の映画だったんですね。Visコーチにはどんなところがカッコよく感じたんですか?

キャプテン・アメリカが所属するアベンジャーズのヒーローは皆、特殊な装備や能力を備えており、人間ではないもの、それこそ神様もいます。そんななか、いちばん普通の人間であるキャプテン・アメリカ(実験により多少筋力の増強がされています)が、明晰な頭脳と熱い正義感、愛国心でアベンジャーズのリーダー格として、信じる正義のために戦う姿は、中学生の自分にとって、大きな衝撃だったし、その後のロールモデルとなりました。

キャプテン・アメリカの映画を観すぎて、自然と彼の話すセリフを暗唱できるようになり、次は「自由にかっこよく英語を話せるようになりたい!」という気持ちを持つきっかけに。

それからは、新しい文法や単語を習うと「自分が海外に行ったときにどんなシーンで使うかな?」と想像するような癖がつきました。映画を観て、すぐに留学に行くと決まっていたわけではないのですが、当時の自分は絶対に英語を話せるようになろうという気持ちが強かったです。また、今は見る影もないですが、キャプテン・アメリカに少しでも近づきたくて、筋トレを開始したのもこの頃だったと思います笑。

全てが英語で何もわからない…トイレの隙間すらカルチャーショック

ーー英語を話すために留学を決めたと教えてくれましたが、親御さんの反応はどうでしたか?

Visコーチ
両親は応援してくれて、特に留学自体、母が勧めてくれました。留学に行くって決めたのは中学3年生の冬で、その年のクリスマス〜お正月に予行演習でアメリカに10日間滞在しました。その結果大丈夫そうだということで、より入念に準備を進めていきました。その過程で治安を考慮し、アクセントもアメリカと変わりがないということで、カナダに留学することにしました。

期間はもともと1年間でって話だったのですが、私自身がどうせ行くなら、短期間では帰ってきたくないし、高校を向こうで卒業したいなということで、3年間にしてもらいました。留学を勧めてくれた母でさえ「そんなに長くて大丈夫なの?」って心配していましたね。決断してからはあっという間に日々は進み、気づいたら行きのチケットを持って空港で立っていた感じです笑。

ただ、母が見送りの際に涙していたのを見て、「あぁ自分はこれからそういう、大きなことをしようとしているんだなぁ」と実感しました。そこから不安感が出てきましたね。

見送りのシーン。Visコーチの表情から緊張が読み取れます。

ーーいざ現地に降りたった時はどうでしたか?

Visコーチ
現地の空港着いた瞬間から、当たり前ですが、看板から何から何まで英語だったんです。カナダは、第二言語がフランス語なので、全く日本語の案内がない状況でした。学生ビザという特別なビザの発行が必要だったのですが、どこに行けばいいのかも分からなくて、焦りました。一旦落ち着こうと思い、トイレに行ったら床とドアの間の隙間が大きくて、結局全然落ち着けなかったんです。目に映るもの全てがカルチャーショックでしたね。今はいい想い出です。

英語がわからなくても話す、気づけば仲良しに。今でも海を超えてマイクラを一緒にプレイ!

ーー現地に着いて早々いろんな違いを感じられたと思いますが、学校生活はどうでしたか?

Visコーチ
最初の1年間は日本からの交換留学生が2人来ていたんです。しかも出身も近くだとわかり、親近感からついつい一緒にいる時間が長くなりました。それはそれで楽しかったのですが、せっかく留学しに来たのに、海外でも日本人と一緒にいたままでいいのか、と考え直すようになり、アメフトのチームに入りました。

当時は英語での指示を理解できず、決まった動きができませんでした。他のメンバーにはめちゃくちゃ迷惑をかけたと思います。ともかくみんなの動きを真似していましたね。それに今と違って、高校生のときは言語の壁とは関係なく、仲良くなることができたので、ありがたかったです。

そんなふうに距離が近くなると、彼らから影響を受けるので、英語の習得量はぐっと増えて、結果として英語が上達した気がします。

ーー中学、高校特有の空気感ってありますよね。一緒にいると自然に距離が近くなる感じ。

まさにそんな雰囲気です!その時のチームメイトとは今でも仲良くて、海を超えてマインクラフトで遊んだりしています。当時は全く英語話せなかったけど、アメフトをやると言う目的を持って、コミュニケーションした結果、友達になれて。わからなくてもとにかく話すことの大切さを実感しました。その体験が今の指導に生かされていると感じています。

海外に出たことによって、日本の良さや日本の環境がどれだけ恵まれているかを実感しました。高校3年生の時点で、これまでの人生の6分の1を海外で経験したから、大学は海外ではなく、日本の大学へ行こうと決めました。

思い出のフォートナイトで英会話ができる!?運命の出会いからレッスンコーチに!

ーー濃い留学生活を送られてきたVisコーチですが、eスポーツ英会話コーチをすることになったきっかけって何かありましたか?

Visコーチ
日本の大学入学してからは、授業はもちろん、大学外のコミュニティで活動したり、パン屋さんでアルバイトをしたり、楽しく過ごしていたのですが、英語を話す機会はなく、昨年の秋頃に「そろそろ話し方を忘れそうだな」と感じていました。

英語でできる仕事はないかと探していたところ、運よく2個目ぐらいに出てきたのが、eスポーツ英会話コーチで、しかもフォートナイトは、カナダの友達とカナダで初めてやったゲームだったんです!

フォートナイトを使って英会話コーチをするって、「自分にぴったりな仕事かも?」と思い、その日のうちに応募したんです。本来、怖がりで、石橋を叩きすぎて壊す慎重な性格ですが、この時はすぐに行動しちゃいましたね。

向こうの友人、ホストファミリーとの一枚。行く前の緊張は消えて、visコーチとっても楽しそうです。

言語は一生モノだから、他の英語塾がダメだった方もぜひチャレンジしてほしい

ーー嬉しいご縁ですね。最後にeスポーツ英会話をやろうか悩んでいる方に向けて、ぜひメッセージをお願いします!

Visコーチ
英語を学ぶきっかけは受験とか、学校の授業で「勉強するのは今だけ」と思っているかもしれないけど、言語は一生モノ。数学や理科ができるのも素晴らしいけど、言語は映画やYouTubeを見る、日常の中でも役立ちます。例えば、私が大学で学んでいる経済学でも日本語ではしっくり来なくても、英語で解説されている動画を見ると理解できるようになるんです。

英語を自分で話す、耳で聞く。経験の第一歩として、eスポーツ英会話は、神様のような環境だと思っています。普通の話すだけの英語塾がつまらなくて辞めちゃった方にも楽しくできるんじゃないかな。それに留学したい方のトレーニングとしてもぴったりだと思います。

ゲームが好きで、英語がちょっとでも興味あったら、Yes・No言う機会もなかなかないと思うので、ぜひトライしてみてくださいね!

今回はVisコーチにお話を伺いました。Visコーチは、他のコーチの方からも「マスコットのように優しく喋るコーチで、優しさステータスがカンスト*1しているくらい、すごく優しいコーチ」と言われるほど、温かみのある方です。*1 カウントストップ・カウンターストップの略で、値が上限に達し、それ以上上昇しないことを意味しています。

これまでのレッスンで、生徒さんを否定したことは一度もなく、なんでもまずは受け入れて、100点を+1億点にする方法を一緒に考えるという姿勢があるからこそ、受講生や親御さんから愛されるコーチなんだと思います。 受講悩まれている方、ぜひ人間味あふれる優しいコーチと一緒にeスポーツ英会話を一緒に楽しんでみませんか?

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ライター・フリーアナウンサー

塩崎あかね

フリーアナウンサーとしてTV・ラジオ等で活躍後、大手広告会社にて雑誌編集、ベンチャー企業ひとり広報立ち上げ責任者を担う。現在は、ライター・フリーアナウンサーをはじめSNS運用代行・ブランディングプロデュースなどパラレルワーカーとして幅広く活躍している。

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