※この記事は2026年7月28日時点の情報をもとに作成しています。試験日程や申込方法などの最新情報は、英検公式サイトもあわせてご確認ください。
初めて英検を調べると、級や受験方法がいくつもあり、全体像をつかむだけでも大変です。
そこでこの記事では、小学生・中学生のお子さんが初めて英検に挑戦する保護者の方に向けて、英検の仕組みや級の選び方、2026年度の試験日程をまとめました。
記事の最後に、YES・NOに答えながら
- 最初にどの級の過去問を試すとよいか
- 従来型とS-CBTのどちらが合いそうか
- 受験に向けて次に何をすればよいか
を整理できる簡易診断も用意しています。
細かな勉強方法を考える前に、まずは「何級を、どの方式で、いつ受けるのか」を整理していきましょう。
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英検とは?
英検の正式名称は「実用英語技能検定」です。
英語の「読む・聞く・書く・話す」という技能を測る検定試験で、小学生から社会人まで幅広い年代が受験しています。
英検には、決められた日程に会場で受験する「英検(従来型)」と、コンピューターを使って受験する「英検S-CBT」などがあります。
一般に「英検」と呼ばれることが多いのは、年3回実施される従来型の試験です。
英検を初めて受ける場合は、まず次の3点を決めます。
- 何級を受けるか
- 従来型とS-CBTのどちらで受けるか
- 学校や塾を通じて申し込むか、個人で申し込むか
順番に見ていきましょう。
英検には何級ある?級ごとのレベルの目安
2026年度第2回検定までの英検は、5級から1級までの8段階です。2025年度からは、準2級と2級の間に「準2級プラス」が加わっています。
小学生・中学生が目標にしやすい5級から2級までの目安は、次のとおりです。

準1級は大学中級程度、1級は大学上級程度が目安とされています。級ごとの詳細は、英検公式サイトの各級の目安で確認できます。
ただし、「小学5年生だから5級」「中学2年生だから4級」のように、学年だけで受験級を決める必要はありません。
英語学習を始めた時期や、普段どのくらい英語を使っているかによって、子どもの得意なことは異なります。
受験級を決めるときは、学年よりも、次のような様子を確認することが大切です。
- 問題文を一人で読めるか
- リスニングの内容についていけるか
- 制限時間内に集中して取り組めるか
- わからない問題があっても最後まで進められるか
- 3級以上では、短い英文を書いたり、英語で質問に答えたりできるか
正解数だけでなく、「保護者の助けなしで問題を進められたか」も見ておくと、本番で無理なく力を発揮できる級を選びやすくなります。
🏵受験級に迷ったら公式の過去問を試してみよう

受験級を決めるうえで、もっともわかりやすい判断材料になるのが公式の過去問です。
英検公式サイトでは、級ごとの過去問とリスニング音源が公開されています。
候補となる級が決まったら、まずは一度、保護者が答えを教えずに取り組んでもらいましょう。
その際は、次の点を確認します。
- 問題の指示を理解できたか
- 問題文を読むこと自体に大きな負担がなかったか
- リスニングの速さについていけたか
- 途中で集中が切れなかったか
- わからない問題が続いても取り組めたか
過去問である程度正解できても、保護者が問題文を説明し続けなければならない場合は、本番では負担が大きい可能性があります。
反対に、正解できない問題があっても、自分で問題を読み、最後まで解き進められるなら、対策を重ねることでその級を目指せるかもしれません。
英検の合否は単純な正答率だけで決まるものではないため、過去問の結果だけで合格・不合格を断定することはできません。
まずは「どの級なら一人で挑戦できそうか」を見るために活用しましょう。
📮2026年度第3回から英検6級・7級が新設予定
英検協会は、2026年度第3回検定から、従来型の英検に6級・7級を新設すると発表しています。
英語学習を始めたばかりの子どもが、5級より前の目標として挑戦できる級です。
2026年度第3回検定は、個人申込の場合、2026年10月30日から12月14日までが申込期間、一次試験は2027年1月24日の予定です。
試験内容や受験方法については順次発表されているため、受験を検討する場合は英検6級・7級のお知らせ一覧で最新情報をご確認ください。
英検の一次試験と二次試験の仕組み

従来型の英検では、受験級によって試験の流れが異なります。
5級・4級の級認定は、一次試験のリーディングとリスニングの結果で決まります。
5級・4級の申込者は、一次試験とは別に、コンピューター端末を使った録音形式のスピーキングテストも受験できます。ただし、スピーキングテストの結果は5級・4級の級認定には影響せず、別のテストとして合否が判定されます。
詳しくは、英検公式サイトの4級・5級スピーキングテストの案内をご確認ください。
3級以上では、一次試験に合格すると二次試験に進みます。
二次試験は、面接委員と英語でやり取りするスピーキングテストです。問題カードの音読や内容についての質問、受験者自身に関する質問などが出題されます。
そのため、3級からは英語を読んだり聞いたりして理解する力に加えて、「自分の言葉で書く・話す力」がより重要になります。
4級までは順調に進めても、3級のライティングや面接で難しさを感じる子どももいます。
3級以上を検討するときは、筆記問題の結果だけでなく、簡単な質問に理由を添えて答えられるかも確認しておきましょう。
英検(従来型)と英検S-CBTの違い
英検には、従来型のほかに「英検S-CBT」という受験方法があります。
英検S-CBTは、コンピューターを使って、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの4技能を1日で受験する試験です。

英検S-CBTで取得できる級や英検CSEスコアは、従来型と同様に扱われます。また、従来型との併願も可能です。
英検S-CBTでは問題がパソコン画面に表示され、リーディングやリスニングではマウスを使用します。スピーキングも面接委員との対話ではなく、ヘッドセットに向かって解答を録音します。
ライティングは、申し込み時に筆記型とタイピング型を選べます。そのため、「タイピングが苦手だからS-CBTを受けられない」とは限りません。
従来型とS-CBTで迷ったら、次のように考えてみましょう。
従来型が向いていそうな子ども
- 紙の問題冊子で解く方が落ち着く
- 録音よりも、人を相手に話す方が答えやすい
- 一次試験と二次試験の2日間を確保できる
- 学校や塾で、友達と一緒に受験したい
S-CBTが向いていそうな子ども
- パソコンやマウスの操作に慣れている
- 面接委員との会話より、録音形式の方が話しやすい
- 部活動や学校行事に合わせて受験日を選びたい
- 4技能の試験を1日で終えたい
詳しくは、英検公式サイトの英検S-CBTについてをご確認ください。
より詳細な解説記事はこちら
【2026年度完全ガイド】英検S-CBTとは?従来型との違い・受験方法・向いている人を解説
eスポーツ英会話 eスピ!を詳しく見てみる😚
eスポーツ英会話 eスピ!公式サイト2026年度の英検試験日程
2026年度の従来型英検は、第1回から第3回まで実施されます。
個人で申し込み、本会場で受験する場合の日程は次のとおりです。

2026年7月28日時点では、第2回検定の個人申込期間中です。
二次試験の日程は、年齢や申込方法などによって指定されます。学校や塾などの団体を通じて申し込む場合は、申込締切や一次試験の日程が異なることがあります。
必ず、受験する学校・塾からの案内または英検公式サイトの2026年度試験日程をご確認ください。
📆英検の申し込みから合格発表までの流れ
個人で従来型の英検に申し込む場合は、おおむね次の流れで進みます。
- 受験する級を決める
- 申込期間内にインターネットやコンビニから申し込む
- 受験票を確認する
- 一次試験を受ける
- 一次試験の合否を確認する
- 3級以上の合格者は二次試験を受ける
- 最終的な合否と英検CSEスコアを確認する
受験会場は、申し込み時に選択した希望受験地をもとに英検協会が決定します。
試験当日の持ち物や本人確認の方法は変更される場合があるため、受験票が届いたら親子で内容を確認しておきましょう。
🧿初めて英検を受ける前に確認したいこと
初めて英検に挑戦するときは、勉強だけでなく、当日までの見通しを持っておくことも大切です。
- 受験級の過去問を一度解いたか
- 試験日と申込締切を確認したか
- 従来型とS-CBTのどちらが合いそうか
- 試験時間中、集中して取り組めそうか
- 3級以上の場合、二次試験の日程も空けているか
- 受験票や当日の持ち物を確認したか
特に小学生の場合、英語の問題は解けても、初めての会場や長い試験時間に緊張することがあります。
事前に試験の流れを説明し、過去問を本番に近い時間で解いておくと、当日の戸惑いを減らしやすくなります。
英検対策では「英語を実際に使う経験」も大切
英検のために単語や文法を勉強することは、もちろん大切です。
一方で、特に3級以上の二次試験では、質問を聞いて、その場で英語を使って答える必要があります。
頭の中で答えがわかっていても、英語を声に出すことに慣れていなければ、緊張して言葉が出てこないこともあります。
普段から英語で質問を聞いたり、自分の好きなことについて話したりする経験は、英語を口に出すことへの抵抗を減らすきっかけになります。

eスポーツ英会話でも、好きなゲームを通じて英語を使い続け、英検に挑戦している受講生がいます。
小学4年生で英検3級に合格し、二次面接を「楽しかった」と振り返った受講生のストーリーはこちらからご覧いただけます。
はじめて3ヶ月で英検3級に合格、二次面接は「楽しかった!」短期間で英語力がアップした理由とは?
英検3級の二次面接対策に取り組んだ受講生の様子も紹介しています。
英検二次面接対策レッスン!その成果と、苦手を続けられる原動力の秘密とは
英検合格のためだけではなく、その先でも使える英語を身につけるには、「勉強する時間」と「実際に英語を使う時間」の両方を作っていくことが大切です。
3分で確認|うちの子は何級から試す?

ここからは、5級・4級・3級の出題形式を参考にしたオリジナル例題を解きながら、お子さんが最初にどの級の過去問を試すとよいかを整理してみましょう。
これは合格を判定する診断ではありません。正解したかだけでなく、保護者の説明なしで問題を理解できたかも確認し、受験級を検討する最初の目安としてご活用ください。
質問1|5級の問題に挑戦
次の空所に入るものを、1~4から選んでください。
I( )soccer after school.
- play
- plays
- playing
- played
答え:1. play
5級では、身近な話題についての短い英文や会話を読み、適切な単語や表現を選ぶ問題が出題されます。
答えが正しく、保護者の説明なしで英文の意味も理解できましたか?
- YES → 質問2へ
- NO → 診断結果Aへ
質問2|4級の問題に挑戦
次の文章を読んで、質問の答えを1~4から選んでください。
Yuki goes to the library every Wednesday. She reads books there with her friend, Anna.
Where does Yuki go every Wednesday?
- To the park
- To the library
- To her school
- To Anna’s house
答え:2. To the library
4級では、一文だけでなく、まとまりのある文章や会話を読んで内容を理解する力も必要になります。
答えが正しく、文章のどこに答えが書かれているかも一人で見つけられましたか?
- YES → 質問3へ
- NO → 診断結果Bへ
質問3|3級の問題に挑戦
次の質問に対する自分の答えと、その理由を2つ、25~35語を目安に英語で書いてみましょう。
QUESTION
Do you like playing games with your friends?
解答例:
Yes, I do. I like playing games with my friends because we can talk and have fun together. Also, we can help each other when the game is difficult.
3級からは、選択肢を選ぶ問題だけでなく、自分の考えと理由を英文で書く問題が加わります。二次試験では、英語の質問を聞き、その場で答える力も必要です。
自分の答えと2つの理由を、保護者の助けなしで英文にできましたか?
- YES → 診断結果Dへ
- NO → 診断結果Cへ
🍏診断結果A:6級・7級、または5級の準備から
まずは、英語の問題を自分で読み進める経験を増やす段階かもしれません。
2026年度第3回以降に受験する場合は、新設される6級・7級も候補になります。詳細が発表されたら、問題形式を確認してみましょう。
すぐに受験する必要がなければ、5級の単語やリスニングに触れながら、5級を最初の目標にする方法もあります。
🍎診断結果B:まずは5級を候補に
5級を最初の受験級として検討してみましょう。
5級はリーディングとリスニングで級の合否が決まるため、ライティングや対面での二次面接はありません。
まずは公式過去問を本番に近い時間で解き、最後まで集中して取り組めるか確認してみてください。
🍐診断結果C:まずは4級を候補に
5級の内容には慣れていても、英文を書くことや英語で即座に答えることには、まだ負担があるかもしれません。
まずは4級を候補にし、リーディングとリスニングの力を確認してみましょう。
4級の問題を余裕を持って解けるようになったら、3級のライティングや面接形式にも少しずつ触れていくと、次の級へ進みやすくなります。
🍊診断結果D:3級以上を候補に
3級の公式過去問を試してみましょう。
3級からは、リーディングとリスニングに加えてライティングと二次面接があります。
筆記問題の正解数だけでなく、質問に対する答えと理由を英文で書けるか、英語で質問されたときに自分の言葉で答えられるかも確認しましょう。
3級の問題に余裕を感じる場合は、準2級や準2級プラスの過去問と比較してみてください。
🔎英検を目標に、英語を楽しく続けたい方へ
受ける級が決まったら、次に考えたいのが「どうやって英語学習を続けるか」です。
eスポーツ英会話 eスピ!では、好きなゲームを楽しみながら、コーチや仲間と英語を使ってコミュニケーションします。英検に特化した学習サービスではありませんが、受講生からは英検3級・準2級・2級などの合格者も生まれています。
一度は英語につまずきながら、好きなゲームをきっかけに再び英語へ向き合い、英検合格につなげた受講生の事例もあります。
英検を目指したい。でも、まずは英語を好きになってほしい。そんなときはeスピ!
問題集だけでは学習が続きにくい子や、英語を話すことに自信をつけたい子は、好きなゲームから英語を使い始める方法もあります。
3分で確認|従来型とS-CBTのどちらで受ける?
受験級の候補が決まったら、次は受験方式を確認します。
質問1
受験する級は、3級・準2級・準2級プラス・2級・準1級のいずれかですか?
- YES → 質問2へ
- NO → 診断結果1へ
質問2
一次試験と二次試験の2日間を確保するのが難しい、または学校行事や部活動に合わせて受験日を選びたいですか?
- YES → 質問3へ
- NO → 質問4へ
質問3
パソコン画面で問題を読み、マウスを使って解答することに大きな不安はありませんか?
- YES → 診断結果2へ
- NO → 診断結果3へ
質問4
ヘッドセットに解答を録音するよりも、面接委員と対面で話す方が力を出しやすそうですか?
- YES → 診断結果1へ
- NO → 質問3へ
🍋診断結果1:英検(従来型)が向いていそう
紙の問題冊子で解きたい場合や、録音形式より人を相手に話す方が答えやすい場合は、従来型が向いていそうです。
また、1級・4級・5級を受験する場合は、英検S-CBTの実施対象外であるため、従来型を選びます。2026年度第3回から新設予定の6級・7級も、従来型で実施される予定です。
次に、学校や塾を通じて申し込むか、個人で申し込むかを確認しましょう。
🍌診断結果2:英検S-CBTが向いていそう
パソコン操作に抵抗がなく、日程の選びやすさや、1日で4技能を受験できることを重視する場合は、英検S-CBTが向いていそうです。
申し込む前に、パソコン上での問題の見え方や、録音形式のスピーキングを確認しておきましょう。
ライティングは筆記型も選べるため、タイピングが得意でなくても受験を検討できます。
🍉診断結果3:従来型を基本に、S-CBTの体験画面も確認
日程面ではS-CBTが合いそうですが、パソコン操作が大きな負担になると、本来の英語力を発揮しにくくなる可能性があります。
まずはS-CBTの体験版や操作方法を確認し、お子さんが一人で操作できそうか試してみましょう。
操作への不安が残る場合は、従来型を基本に試験日を検討するのがおすすめです。
まとめ|「何級を、どの方式で受けるか」から決めよう

英検を初めて受けるときは、細かな勉強方法を調べる前に、次の順番で整理してみましょう。
- 公式の過去問を見て、受験級を決める
- 従来型とS-CBTのどちらで受けるか決める
- 申込期間と試験日を確認する
- 過去問を解き、必要な対策を整理する
受験級は、学年だけで決める必要はありません。
過去問をどのくらい正解できたかに加えて、問題を一人で読み進められたか、試験時間中に集中できたか、英語で書いたり話したりする準備ができているかも確認しましょう。
受験する級と方式が決まったら、次は級ごとの出題傾向と、試験日までの学習計画を整理していきましょう。



